何事も先手必勝

将棋マン参上!必殺王手ビーム!

みなさん「ハインリッヒの法則」という言葉を聞いたことがありますか?ハインリッヒの法則は、日常生活での事故を減らすための大切な法則です。今日は、この法則について簡単に説明して、安全と事故の関係を分かりやすくお伝えします。

ハインリッヒの法則とは

ハインリッヒの法則とは、1920年代にアメリカの安全工学者であるハインリッヒが提唱した法則です。この法則は、1つの重大事故の背後には、29件の小さな事故と300件のヒヤリハットがあるとしています。

ヒヤリハットとは、事故には至らなかったものの、危険を感じるような出来事を指します。例えば、階段を踏み外しそうになったり、物を落としそうになったり、転んで怪我しそうになったりといったことです。

例えば、自転車に乗るときにヘルメットをかぶることが大切ですよね。ヘルメットをかぶることで、頭を強く打ってしまうような大きな事故が起きたときに、けがを軽くすることができます。このように、小さなけがや軽い事故を減らすことで、大きな事故のリスクを下げることができるのです。

また、将棋の中でもハインリッヒの法則は重要です。例えば、相手が2四歩と飛車先をついてきたのに放っておくと次にと金を作られてしまうし、角も狙われてしまいます。こうなると事故発生です。これを未然に防ぐためには3三に角や銀を上がったり3二金と角頭を守っておく一手が必要なんですね。

ルールは大事

ルールってない方が自由でいいと思われるかもしれませんが、その物事やその場所を初めて利用する人が一目で分かるようにしたものなので、いわば先人の事故や経験を活かして作られた知恵のかたまりですね。だからあった方が断然いい。

将棋にも、学校にも職場にも社会にもルールがあるのはそういった知恵のかたまりなので、とてもありがたい大切なものなんですね。ただし、そのルールは過去に作られたものなのでその時代や風習といったものに縛られている可能性もあるのでときどき見直しは必要です。

うちの将棋教室でも”走り回ったり他者に迷惑をかける行為が直らない場合は休会や退会”など、ルールを見直して全員に周知しました。理由は今回のテーマのハインリッヒの法則で学んだように、「事故を未然に防ぐ」ためです。最近は生徒数も増えてきて教室内で叫んだり走り回ったりする場面がちらほら見られ始めたので、ここらで引き締めておかないと、けがをしたりさせてしまったり、雰囲気が悪いと退会者がでてしまうことにつながるからです。かといって緊張して硬直した状態では楽しくありません。「のびのび楽しく」をモットーにやっていますので、そこはうまくバランスをとってやっていくつもりです。

結論:先手必勝です

今回のブログテーマ「何事も先手必勝」の意味は、事故が起こってから対応するのではなく、起こる前の予兆の段階で気付けているのなら、その時点で手を打っておきましょうということです。

そんなエデュ将棋教室です。広島市内にお住いの方はぜひ一度体験教室を受けてみてくださいね。

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